米は土鍋だべ
米をおいしく頂こうと思い、土鍋を買った。
1合でも簡単に炊けるし、電気釜より早いし、なにより美味しく炊けるのがうれしい。
電気釜ならいつも同じように炊き上がるのと違い、毎回、出来が変わる、それもすごくオモシロい。工夫のしがいがある。
さて、ある日の出来事。
米を炊こうと米を研ぎ、水を捨てる作業を繰り返していた。
急いで米を研ぎ、慌てて水を捨てると、米も一緒に流してしまう。
これは無駄だ。
水を流す前に、ひと呼吸おけば、米がスーッと下に沈んでいく。
その後に水を流せば、米が流れ出ることはない。
水だけがきれいに流れていく。
瞑想するってこういうことなんだとはたと気づいた。
思いにかき立てられるように、慌てて物事を始めるときっと無駄が多い。
なにかを始める前にやることがある。
瞑想し、静かに座れば、心がスーッと落ち着いていく。
そして、なにかを始める。
物事を為すには、秩序だった順番があるようだ。
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